こんにちは!シラブロ管理人の白川(@yuta_sirakawa00)です。
「バイナリーオプションはギャンブルだ!」という意見をよく目にしますよね?
結論から言うと、バイナリーオプションはギャンブルではなく投資です。
これは数値で見ても明らかなのですが、いまだに「バイナリーオプションはギャンブルだから危ない」「バイナリーオプションはやめとけ」なんて声を耳にします。
そこでこの記事では、バイナリーオプションが投資だと言い切れる理由やバイナリーオプションをギャンブル化させない方法などについて徹底解説します。
バイナリーオプションとギャンブルの違いとは?
冒頭でもお話ししたとおり、バイナリーオプションはギャンブルではなくれっきとした「投資」です。
ただ、バイナリーオプションは金融庁から規制されていたりするので、「ギャンブルだ!」というイメージが拭えない人もいるでしょう。
そこで、まずは法律的な観点からバイナリーオプション≠ギャンブルということを解説します。
バイナリーオプションはデリバティブ取引
実は、バイナリーオプションとその他のギャンブルでは適用される法律が異なります。
ギャンブルは刑法186条の「賭博罪(とばくざい)」で規制されています。これに違反すると次のような刑事罰(懲役刑)に処せられます。
- 単純賭博罪:50万円の罰金または科料
- 常習賭博罪:3年以下の懲役
- 賭博開帳図利罪:3年以上5年以下の懲役
- 組織犯罪処罰法:5年以下の懲役
これに対して、バイナリーオプションは金融商品取引法第2条のデリバティブ取引に該当し、国内のバイナリーオプションであれば、日本証券業協会のバイナリーオプション取引に関する規制によりルールが定められています。
つまり、法の観点から見ても、バイナリーオプションはれっきとした「金融商品」であり、ギャンブルとは区別されているのです。
バイナリーオプションのギャンブル性を数値から検証
先程は法律的な観点からお話しましたが、次は数値の観点からバイナリーオプションのギャンブル性を見てみましょう。
よくあるギャンブル性を比較する指数として「ギャンブル指数(払い戻し率)」というものがあります。計算式はいたって簡単で、以下の通りです。
ギャンブル指数=払い戻しの金額÷投資金額
競馬では回収率と呼ばれるものですが、ギャンブル指数50%の商品であれば、1万円投資すると5,000円戻ってくるという計算になります。
計算式からも分かるように、この数値が低ければ低いほどギャンブル性が高くなります。
では、実際に日本の公営ギャンブルのギャンブル指数を見てみましょう。
- パチンコ:85%
- オートレース:75%
- 競艇:75%
- 競輪:75%
- 競馬:75%
- サッカーくじ:50%
- 宝くじ:50%
ご覧の通り、サッカーくじや宝くじはギャンブル指数が非常に低く、1回の掛け金あたりの損失が大きいことが分かりますね。
これに対して、バイナリーオプションのギャンブル指数はどうでしょうか?
海外バイナリーオプションのペイアウト率は1.8倍~1.95倍程度なので、ギャンブル指数は約80%~95%となります。
つまり、宝くじやサッカーくじに比べて、バイナリーオプションのほうが還元率が高くギャンブル性は低いのです。
バイナリーオプションがギャンブル化する理由
金融先物取引業協会の調べでは、バイナリーオプションで儲かっている人は全体の30%ほどだそうです。
つまり、残りの70%は儲からない取引をしているのです。7割の人がバイナリーオプションをギャンブル化していると言い換えてもいいでしょう。
これまで見てきた通り、法的にも数値的にもバイナリーオプションはギャンブルとは言い難い金融商品です。
それなのに、バイナリーオプションがギャンブルと言われるのはなぜか?
本当の理由は、ギャンブル的なバイナリーオプションをやっている人のほうが圧倒的に多いからでしょう。
これがどういうことなのか?具体的に解説していきます。
「勝つと嬉しい」はすでにギャンブル的
バイナリーオプションに限らず、勝負事で勝ち負けにこだわる人は投資には向いていません。
具体的に言うと、こういう人たちです。
- 相場を分析せず運任せで取引している
- 勝てば射幸心をあおられ負けるとムキになる
- 感情的に取引を行っている
- 資金の計画がなく運が良ければ勝てると信じている
要するに、感情に身を任せている人は投資には向かないということです。
感情があるというのは人間として自然なことですが、バイナリーオプションで利益を上げたいなら、少なくともバイナリーオプションをやっている時はは感情を捨て、相場の変動を予測してタイミングを見極める冷静さが絶対に必要です。
これができなければ、バイナリーオプションもギャンブルになってしまうのです。
バイナリーオプションをギャンブル化させない方法
バイナリーオプションをギャンブルにしないためには、まず為替レートの変動を総合的に予測・分析することです。
バイナリーオプションは金融商品であり投資です。ですから、正しいやり方で為替レートの変動を予測・分析すれば、資金は増えていくはずです。
では、その予測と分析の精度を上げる方法をご紹介します。
MT4を利用したテクニカル分析
MT4には高機能なチャート分析機能が搭載されていて、MT4を使って為替レートの変動を予測・分析することで優位に取引を進めることができます。
また、MT4はスマホアプリでも利用できますが、本気でバイナリーオプションをやりたいなら、画面が大きくて見やすいパソコン環境を整えましょう。
バイナリーオプションは株式投資や金投資などと違い、短い時間の細かい為替の動きを対象にした投資なので、投資環境の整備には念を入れておいたほうがいいですよ。
時間帯によるチャートパターン分析
環境を整えたら、実際にチャートを見てみましょう。
為替レートは何の知識もないまま眺めるとランダムな動きをしているように見えますが、時間帯や通貨ペアの種類ごとに一定のチャートパターンがあります。
為替レートの変動は投資家心理の集合体の現れです。ですから、例えば、「意識されている抵抗ラインを反発した後にはダマシのブレイクが入りやすい」といったパターンがあります。
チャートパターンを覚えるという意味では、投資も暗記力が重要です。
投資に対するリターン管理
バイナリーオプションで勝率80%といえばかなり良い数値です。根拠の提示もなくこのような数値が提示されていたら怪しいと思いましょう。
しかし、もっと気を付けることがあります。それは、リターンに対する危機意識です。
例えば、ペイアウト率1.88倍で4勝1敗の勝率80%の場合、リターン管理を怠ると次のようなことが起こり得ます。
取引回数 | 掛け金 | 取引結果 | 総利益額 |
---|---|---|---|
1回目 | 1万円 | 勝ち | 8,800円 |
2回目 | 1万円 | 勝ち | 17,600円 |
3回目 | 1万円 | 勝ち | 26,400円 |
4回目 | 1万円 | 勝ち | 35,200円 |
5回目 | 4万円 | 負け | -4,800円 |
リスクを考えず5回目にさらに利益を伸ばそうとして下手に掛け金を引き上げた結果、総利益額が-4,800円になっているのが分かります。
、
先ほどのギャンブル化しやすい人を例にあげるなら、負けを取り戻そうとしてさらに損失を膨らましかねません。
このように、勝率も大切ですが、リターンがどうなるかを考えてリスク管理することもバイナリーオプションで長期的に利益を上げるためには大切です。
重要経済指標などのファンダメンタル分析
重要経済指標の発表時は値動きが乱高下するので、バイナリーオプション初心者は取引を控えたほうがいいです。
ちなみに、重要経済指標には次のような分類があります。
- 金利に関する指標(政策金利)
- 景気に関する指標(GDP,景況感調査,消費動向)
- 雇用に関する指標(雇用統計)
- 物価に関する指標(物価上昇率)
- 貿易に関する指標(貿易赤字)
バイナリーオプションの歴史からギャンブル性を考察
歴史があるというのはそれだけで説得力がありますので、バイナリーオプションが生まれた経緯について最後にお話しします。
日本の中の動きだけを見ていると、バイナリーオプションはここ4、5年で出てきたような感じがしますが、バイナリーオプションを生み出したのはイギリスで、もっと歴史があります。
バイナリーオプションはイギリスのIGホールディングス株式会社が金融商品化しました。そして、2003年に金融先進国のアメリカで正式に金融商品として確立します。
バイナリーオプションが日本に入ってきたのは2009年。IGホールディングスが日本の「FX ONLINE JAPAN」と提携したことで、日本でもバイナリーオプション取引が行われるようになりました。これが後のIGマーケッツ証券です。
バイナリーオプションの火付け役はFXです。日本でも個人投資家を中心にFXが人気が出てきて、主婦やサラリーマンでも大きな利益を上げられるということでFXブームが起きました。
その影響で、FXよりも取引ルールが分かりやすく資金効率が高いことからバイナリーオプションの人気にも火が付いたのです。
2009年のリーマンショックで一旦鎮火しましたが、世界経済が落ち着きを見せると再びバイナリーオプションの人気も回復し、国内でもバイナリーオプションを取り扱う業者が出てきます。
さらに、2011年に日経新聞に取り上げられたこともあって、個人投資家が外貨にかかわる一手段としてバイナリーオプションが再度注目されることになります。
日本国内でのバイナリーオプションの歴史
バイナリーオプション業界にとっての日本での大きな転機は2013年に訪れました。
従来のバイナリーオプションの投機性や射幸性を危険視した金融庁によって、日本国内業者への取引時間などに関する大幅な規制が設けられたのです。
この規制により、国内バイナリーオプションでは超短期取引ができなくなりました。
このことにより、海外バイナリーオプションに参入するトレーダーが増えて、海外バイナリーオプションの知名度が上がりました。
まとめ
バイナリーオプションはギャンブルなのかどうか?様々な視点から考察しましたが、いかがだったでしょうか?
バイナリーオプションは20年ほど歴史がある金融商品で、法的にも指数的にもギャンブルではないというのが結論です。
ただ、分析や予測を全くせずに取引を行ってしまうと、ただのギャンブルになってしまうので注意が必要です。
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